インド旅行記6(インド4日目 バラナシ ガンジス川)
この旅の目的である、ガンジス川での沐浴です。
沐浴は早朝が良いとのことなので、朝早く起きて日の出を拝みます。
霧がかっていますが、ガンジス川沿いで見る日の出は絶景でした。
美しい日の光と薄暗さで川の汚れをごまかしつつ、沐浴の準備に入ります。
日本から持参した正装(ふんどし)が朝日に映えます。
早朝マジックでガンジス川が美しく見えていましたが、やはり昨日と同じく汚れております。足を入れると、底の方がヘドロでヌルヌルしています。
足を滑らさないように気をつけながら入ります。
神聖な気持ちなので、周りのウンコや浮いたゴミは気になりません(気にしません)。
準備した手ぬぐいに石鹸をこすりつけて、身を清めます。
インド人も川で体や頭や洗濯物や牛など、いろいろ洗っています。
たまたま居合わせた台湾人には、「洗う意味ナイヨー」と言われました。
持参したシャンプーで頭も清めます。意味があるかどうかは気持ちの問題です。
地元の方にも人気の沐浴スポットだったようで、ご婦人方も増えてきました。
最後は聖地ガンジス川に抱かれて、沐浴完了です。
写真はありませんが、このまま潜っております。
そこらかしこに犬、牛、羊、人のウンコがあり、川沿いも街中も汚れた匂いが立ち込めていますが、不思議と沐浴中は気にならない不思議です。
沐浴後は凄い爽快感がありました。
一応この後、ホテルのシャワーで隅々まで洗っておきました。
そのおかげか、熱も出ずに元気でお腹も無事です。
この後、この場所はインド人の沐浴で混雑しておりました。
皆さんもインドに行ったら、ぜひ勇気を出して沐浴をお勧めします。
聖なる川に抱かれる、何ものにも替え難い充実感を得られることかと思います。