大人の自由研究

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AR(拡張現実)を使って、子どもの落書きに妖怪を映してみる

先日AR(拡張現実)の勉強会に参加させて頂き、素人でも簡単にAR作れることがわかりました。

 

今回は、JunaioというARサービスを使って、子どもの落書きに、妖怪を表示させてみたいと思います。

 

どうやらこのARは、ウォッチでかざすと妖怪が現れる、妖怪ウォッチの仕組みと大変相性が良いようです。

 

必要なもの:

1.妖怪を映すためのタブレット

 AndroidタブレットでもAndroidスマホでも、iPhoneでもiPadでも何でも良いです。

アップル iPad mini Retina Wi-Fiモデル 16GB ME279J/A [シルバー]
 

 

2.子どもの落書き

 AR用のマーカーに使います。くっきり線と形がわかるものが好ましいです。

 ※実は、写真でもシールでもロゴでも、形状が識別できれば何でも良いです。

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3.パソコン

 WindowsでもMacでもどちらでもOK。

 Metaio Creatorというツールを使ってARイメージを登録するのに使います。

 

作り方:

1.Metaio Creatorをパソコンにインストールします。

 詳しいやり方は、こちらのブログを参考にさせて頂くと、大変判り易かったです。

 第2回 ARコンテンツを作ろう:コンテンツ作成ツール〜metaio Creator〜: 雑記ノート

 

 ダウンロードはこちらから 


metaio | Creator Overview

 

 メルアドの登録は必要ですが、全て無料で使えます。

 

2.Metaio Creatorを使って、落書きに妖怪の画像を登録します。

 詳しいやり方、こちらのブログを参考にさせて頂くと、大変判りやすいです。

 第3回 ARコンテンツを作ろう:ARコンテンツを作ってみる�@: 雑記ノート

 プログラミングが出来なくても簡単!ARコンテンツの作り方【導入編】 | キリンブログ

 リンク頼りで色々と端折っていてすみません。後々書き加えます。

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 表示させる画像は、お子さんが好きな画像を使うと良いかと思います。 

 

3.AR表示アプリ(Junaio)をスマホにインストールする

 こちらのブログを参考にさせて頂くと判りやすいです。

第1回 ARコンテンツを作ろう:junaioを使ってみる: 雑記ノート

 

4.生成されたQRコードをJunaioアプリで読み込む

 Junaioアプリを起動し、Metaio Creatorで作成したQRコードを読み込みましょう。

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5.落書きにJunaioアプリをかざして、ARを表示させる

 

もとの落書きに、、、スマホをかざすと

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無事ARが表示されました!

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自分の絵に妖怪が映るので、子どもも大喜びです。

 

今回は画像を重ねましたが、Metaio Creatorの設定次第で、動画や3Dイメージやアニメーションなど、色々重ねることができます。

後々やってみたいと思います。

 

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

妖怪メダル自作してみました

 

大流行の妖怪ウォッチですが、

 

妖怪ウォッチ DX妖怪ウォッチ

妖怪ウォッチ DX妖怪ウォッチ

 

 

なんといってもメダルが手に入らない。レアメダルだと、更に手に入らない。

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よくよく妖怪メダルの構造をみると、RF ICがついていた高技術の仮面ライダーオーズのメダルなんかとは違って、たたの凹凸がプリントされているプラスチックのメダル。

 

これは、もしかして自作できるのでは、と思いググってみると、

やはり、自力でメダルを作った方々がワンサカおりました。

 

こんなに皆がやっているならば、私にも出来ないはずがないと思い、

自作妖怪メダル作成を、大人の自由研究1号としてやることにしました。

 

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使う道具と素材:

1.型とり

2.プラスチックパテ

3.彫刻刀

4.ヤスリ

  ※後ほど詳細紹介しております

 

作り方:

1.万能メダルの型をつくる

 適当なメダルの型をとり、溝を彫刻刀で削って万能メダルにする。

 

1-1

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 「型取くん」は70℃くらいで柔らかくなります。

 てっとり早くケトルをつかって柔らかくしました。

 ★注意★お湯は当然熱いので、お箸でつまみだしましょう。

 

1-2

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 柔らかくなった「型取くん」に適当なメダルを押し当てます。

 すぐに固まりますが、念のため冷蔵庫にもいれてカチンコチンにします。

 失敗しても、また熱湯に入れれば何度でもやり直し可能です。

 

1-3

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 溝を彫刻刀で削って万能メダルの金型をつくります。

 写真の1、2、3の溝部分を削ってつなげます。

 ★注意★4の溝部分はメダルの認識に使われるので、削ってはダメです。

 

2.万能メダルをつくる

 1で作った金型に、プラスチックパテをいれて、万能メダルをつくります。

 とりあえず固まるまで数時間、削れるレベルまで固くなるには結構かかるので、一日このまま寝かせます。

 

 ~翌日~

 

 さて、固くなったらサイズを確かめます。

 

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 妖怪ウォッチとサイズが合わない場合は、ヤスリをつかって根気よく削ります。

 私の場合は、この作業が一番時間がかかりました。

 

3.作りたいメダルに合わせて凸を切り取る

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 作りたいメダルのパターンに合わせて、出来上がった万能メダルの凸部分を削ります。彫刻刀で削ると綺麗に切り取れます。

 妖怪毎の溝パターンは、こちらを参考にさせていただきました。

 

おもちゃは自作する世代ですから [妖怪メダルをリバースエンジニアリングする] - higuchi.com blog

 

 ※写真はSランク妖怪の青龍です。

4.オリジナル妖怪メダルを動かす!

 さて、久しぶりの工作お疲れ様でした。

 無事に完成したかどうか、実際に妖怪ウォッチにいれて確認してみましょう。

 


自作妖怪メダル - YouTube

 

 上手く動いたら、成功です!

 子どもも喜び、なかなか楽しい工作でした。

 

今回使用した材料と道具はこちらです。

 

1.型取くん

 

2.プラスチックパテ

セメダイン エポキシパテ プラ用 P45g HC-117

セメダイン エポキシパテ プラ用 P45g HC-117

 

 

3.彫刻刀

マルイチ彫刻刀 5本組(ずっと使える砥石付)

マルイチ彫刻刀 5本組(ずっと使える砥石付)

 

 

4.ヤスリ

SK11 細工用やすり PRO 金属仕上げ用 荒目/中目

SK11 細工用やすり PRO 金属仕上げ用 荒目/中目

 

 

百均の素材でも出来るそうですが、私は平日にAmazonでポチり、週末即工作開始としました。

お時間やお近くに百均がある方はそちらでも良いかもです。

 

次は、零式のメダルもチャレンジしてみよう。

 

妖怪ウォッチ DX妖怪ウォッチ タイプ零式

妖怪ウォッチ DX妖怪ウォッチ タイプ零式

 

 

関連リンク:

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