妖怪メダル零を自作する(既存メダル改造)
(2015/1/18追記)DX妖怪ウォッチ零式の解析で、パターンが色々わかりましたので、
下記の溝パターンを更新しました。
非常に入手困難だった、妖怪ウォッチ零式がようやく手に入りました。
ですので、今回は零式用のメダルである
妖怪メダル零(Zメダル・古典メダル)を自作してみます。
前回は型とり君でとった金型からメダルを作りましたが、
今回は超カンタンに、既存メダルを改造することにしました。
この方法で、ダブっていた「ウキウキビ」を、
レアなZメダルの「ガブニャン」にすることが出来ました。
使うもの:
1.余った妖怪メダル
古典メダルでもZメダルでも、普通の妖怪メダルでも何でもOK。
いらないメダルや2枚以上持ってるメダルなどを使いましょう。
2.ニッパーか彫刻刀
普通のプラモデル用など。100円ショップにもあります。
SOLIDCABLE スタンダードニッパー 150mm クロムバナジウム鋼ボディ すべりどめグリップ バネ付 #HT-N150CRV
- 出版社/メーカー: ソリッド株式会社
- メディア: その他
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彫刻刀でもよいです。
3.ラインストーン
手芸やネイルにつける、裏がシールになってるやつです。
100円ショップにもあります。
作り方:
DX妖怪ウォッチでのメダルの読み取りは、
QRコードは関係なく、裏面の凸凹だけで決まります。
ですので、この凸凹を欲しいメダルの溝パターンと同じにしてあげます。
1.裏面の凸凹をニッパーで削る
欲しいメダルのパターンになるように、
1列目と2列目と3列目を彫刻刀やニッパーなどで削ります。
※4列目はメダルの認識に使うので削らないようにご注意ください。
※Zメダルの溝パターンについては後述しております。
2.ラインストーンをつける
好みの妖怪メダルのビットパターンになるように、
ラインストーンをつけます。ピンセットがあると便利です。
これで妖怪メダル自体は完成です(簡単!)
ちなみに、写真はガブニャンのパターンです。
※ラインストーン裏面の粘着力だけでも大丈夫でしたが、
接着剤でつけると、より確実かもしれません。
3.オリジナルシールを貼ってできあがり
シールが無いままではさみしいので、
今回は子どもの絵を使って、オリジナルガブニャンにしてみました。
これで本当に完成です。
音声もバッチリです。
妖怪メダル零のビットパターンについて:
1列目が凹凹凸凸と、0011になっているのがメダル零の特徴です。
4列目は、通常の妖怪メダルと同じで、凹凸凹凸の0101になっております。
妖怪メダル零のビットパターンは、まだ調査中ですが、
適当に張り替えながら試したところ下記になっておりました。
※2015/01/18追記:1列目が0011意外のパターンがありました。
解析して色々わかりましたので、人気のメダルを抜粋して下記にご紹介します。
ガブニャン
0011
0001
0100
0101
ダークニャン
0110
1010
0011
0101
山吹鬼
1000
1010
1001
0101
武士ニャン
1000
1010
1011
0101
ロボリューくん
1000
1010
1100
0101
イケメン犬
1000
1010
1101
0101
修羅コマ
1000
1010
1110
0101
花咲爺
1000
1010
0011
0101
1100
1010
1001
0101
アカマル
1110
1010
0001
0101
ブリー隊長
1110
1010
0100
0101
ぶちニャン
1110
1010
1000
0101
フユニャン
1011
1101
1000
0101
どんどろ
0011
0001
1110
0101
マスターニャーダ
0011
0010
1111
0101
他にも凹凸パターンを調べたい方は、下記のサイトの動画でわかりますので、
参考にされてください。
妖怪ウォッチ 妖怪メダル零Z-2nd ガブニャン QRコード(ホロメダル)
最後に:
もちろん同じ方法で、妖怪メダル零だけでなく、
通常の妖怪メダルも作れます。
※つちのこパンダ、しゅらこま、山吹鬼、ダイアニャンなどの、
限定・レアメダルのビットパターンを作ってみました。
この方法だとメダルが1つ犠牲になりますが、とっても簡単ですね。
最後までお読み頂きありがとうございました。
関連リンク:
メダルの型をとって、パテでメダルを自作してみました。
妖怪メダル自作してみました(UVレジン液編) - 大人の自由研究
同じ型をつかい、UVレジン液を使って透明な妖怪メダルを作ってみました。
表面のシールの大きさを調べました。ひな形を配布しております。
怪魔メダルの溝パターンを調査してみました。
AR(拡張現実)を使って、子どもの落書きに妖怪を映してみる
先日AR(拡張現実)の勉強会に参加させて頂き、素人でも簡単にAR作れることがわかりました。
今回は、JunaioというARサービスを使って、子どもの落書きに、妖怪を表示させてみたいと思います。
どうやらこのARは、ウォッチでかざすと妖怪が現れる、妖怪ウォッチの仕組みと大変相性が良いようです。
必要なもの:
1.妖怪を映すためのタブレット
AndroidタブレットでもAndroidスマホでも、iPhoneでもiPadでも何でも良いです。
アップル iPad mini Retina Wi-Fiモデル 16GB ME279J/A [シルバー]
- 出版社/メーカー: アップル
- メディア: エレクトロニクス
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2.子どもの落書き
AR用のマーカーに使います。くっきり線と形がわかるものが好ましいです。
※実は、写真でもシールでもロゴでも、形状が識別できれば何でも良いです。
3.パソコン
Metaio Creatorというツールを使ってARイメージを登録するのに使います。
作り方:
1.Metaio Creatorをパソコンにインストールします。
詳しいやり方は、こちらのブログを参考にさせて頂くと、大変判り易かったです。
第2回 ARコンテンツを作ろう:コンテンツ作成ツール〜metaio Creator〜: 雑記ノート
ダウンロードはこちらから
メルアドの登録は必要ですが、全て無料で使えます。
2.Metaio Creatorを使って、落書きに妖怪の画像を登録します。
詳しいやり方、こちらのブログを参考にさせて頂くと、大変判りやすいです。
第3回 ARコンテンツを作ろう:ARコンテンツを作ってみる�@: 雑記ノート
プログラミングが出来なくても簡単!ARコンテンツの作り方【導入編】 | キリンブログ
リンク頼りで色々と端折っていてすみません。後々書き加えます。
表示させる画像は、お子さんが好きな画像を使うと良いかと思います。
3.AR表示アプリ(Junaio)をスマホにインストールする
こちらのブログを参考にさせて頂くと判りやすいです。
第1回 ARコンテンツを作ろう:junaioを使ってみる: 雑記ノート
4.生成されたQRコードをJunaioアプリで読み込む
Junaioアプリを起動し、Metaio Creatorで作成したQRコードを読み込みましょう。
5.落書きにJunaioアプリをかざして、ARを表示させる
もとの落書きに、、、スマホをかざすと
無事ARが表示されました!
自分の絵に妖怪が映るので、子どもも大喜びです。
今回は画像を重ねましたが、Metaio Creatorの設定次第で、動画や3Dイメージやアニメーションなど、色々重ねることができます。
後々やってみたいと思います。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
妖怪メダル自作してみました
大流行の妖怪ウォッチですが、
なんといってもメダルが手に入らない。レアメダルだと、更に手に入らない。
よくよく妖怪メダルの構造をみると、RF ICがついていた高技術の仮面ライダーオーズのメダルなんかとは違って、たたの凹凸がプリントされているプラスチックのメダル。
これは、もしかして自作できるのでは、と思いググってみると、
やはり、自力でメダルを作った方々がワンサカおりました。
こんなに皆がやっているならば、私にも出来ないはずがないと思い、
自作妖怪メダル作成を、大人の自由研究1号としてやることにしました。
使う道具と素材:
1.型とり
2.プラスチックパテ
3.彫刻刀
4.ヤスリ
※後ほど詳細紹介しております
作り方:
1.万能メダルの型をつくる
適当なメダルの型をとり、溝を彫刻刀で削って万能メダルにする。
1-1
「型取くん」は70℃くらいで柔らかくなります。
てっとり早くケトルをつかって柔らかくしました。
★注意★お湯は当然熱いので、お箸でつまみだしましょう。
1-2
柔らかくなった「型取くん」に適当なメダルを押し当てます。
すぐに固まりますが、念のため冷蔵庫にもいれてカチンコチンにします。
失敗しても、また熱湯に入れれば何度でもやり直し可能です。
1-3
溝を彫刻刀で削って万能メダルの金型をつくります。
写真の1、2、3の溝部分を削ってつなげます。
★注意★4の溝部分はメダルの認識に使われるので、削ってはダメです。
2.万能メダルをつくる
1で作った金型に、プラスチックパテをいれて、万能メダルをつくります。
とりあえず固まるまで数時間、削れるレベルまで固くなるには結構かかるので、一日このまま寝かせます。
~翌日~
さて、固くなったらサイズを確かめます。
妖怪ウォッチとサイズが合わない場合は、ヤスリをつかって根気よく削ります。
私の場合は、この作業が一番時間がかかりました。
3.作りたいメダルに合わせて凸を切り取る
作りたいメダルのパターンに合わせて、出来上がった万能メダルの凸部分を削ります。彫刻刀で削ると綺麗に切り取れます。
妖怪毎の溝パターンは、こちらを参考にさせていただきました。
おもちゃは自作する世代ですから [妖怪メダルをリバースエンジニアリングする] - higuchi.com blog
※写真はSランク妖怪の青龍です。
4.オリジナル妖怪メダルを動かす!
さて、久しぶりの工作お疲れ様でした。
無事に完成したかどうか、実際に妖怪ウォッチにいれて確認してみましょう。
上手く動いたら、成功です!
子どもも喜び、なかなか楽しい工作でした。
今回使用した材料と道具はこちらです。
1.型取くん
2.プラスチックパテ
3.彫刻刀
4.ヤスリ
百均の素材でも出来るそうですが、私は平日にAmazonでポチり、週末即工作開始としました。
お時間やお近くに百均がある方はそちらでも良いかもです。
次は、零式のメダルもチャレンジしてみよう。
関連リンク:
妖怪メダル自作してみました(UVレジン液編) - 大人の自由研究
同じ型をつかい、UVレジン液を使って透明な妖怪メダルを作ってみました。
妖怪メダル零を自作する(既存メダル改造) - 大人の自由研究
ラインストーンを使い、簡単にZメダルと古典メダルを作ってみました。
表面のシールの大きさを調べました。ひな形を配布しています。
怪魔メダルの溝パターンを調査してみました。